無重力の海で

日記とか絵の制作過程とか好きな歌詞を乗せたり好きな動画紹介したりするだけのブログ。

第一章 新しい旅の始まり (1)

 ※この話は白面を倒してから2年後くらいが舞台です。
  もろくそオリジナルが出てきます。
  もちのろん大好きな妖たちも出します。
  主にうしお総受けになるかも?
  原作とはまったくちg(当たり前
  ↑でも良い方は読んでやってくださいー。


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それは1年6ヶ月前のこと―

「おいオヤジ、何だよ急に本山に行くなんていいだして。
母ちゃんに何かあったのかよ?」

今うしおは父・紫暮に連れられて本山へ向かっている。
うしおからの問いかけなど聞いていないかのように
すたすたと早歩きで前を行く紫暮。

「何だよ・・・、ちゃんと訳話せってーの!この馬鹿オヤジ。」

訳も分からずただ無言で歩き続けている父の背中に向かって
うしおが怒りをぶつける。
そして急に父が止まったのに気付かずそのまま背中にぶつかる。

「っ・・・!何で止まってんだよオヤジ。」

うしおが聞いてくるのを無視して襖をあけようやく紫暮がしゃべりだした。

「僧上様、失礼ながらお願いがあります。我が愚息、蒼月潮を法力僧にする為、
修行させたいのです。」

「はぁ?!オヤジ何言ってんだよ!?そんなの聞いてねぇぞ!!」

紫暮の急な願いにそれを聞かされていなかったうしおは怒り和羅は驚いた。

「うしおは婿に行かぬ限りいずれあの寺を継ぐことになるでしょう。
その時のために今から立派な法力僧になる為の修行をさせるべきだと
思い、このような勝手なお願いを申し上げました。」

「ふむ・・・。」

「如何でしょうか?」

うしおの意見など聞かず話が進められてゆく。
紫暮の話に納得が行ったのか頷き自らの思いを言い出す和羅

「そうだな、私も前々から入ってきてほしいと思っていた。
何せ獣の槍を使い、なおかつ人だけではなく妖を助ける優しさ
そして白面の者を打ち負かす強い力と心を持つ者だ。
きっとすばらしい法力僧になるだろう。」

「では・・・」

「よかろう。蒼月潮にこれより法力僧見習いとして修行をしてもらう。」

「えぇ?!」

「ありがとうございます!!」

こうして勝手に法力僧見習いにされ修行をすることになったうしお。


そして今日、うしおは見習いから法力僧になる為にある者と旅に出なければならないと言われ
芙玄院の本堂のほうに待たされている。

「・・・。なんでこんな事になったんだか・・・。まぁ、獣の槍が無くても
少しは戦えるようになったけどさ・・・。」

うしおの父は体術法力ともに最強と言われ、母はあの白面の者を封じ込める役目についていた
お役目様だった。
そしてその息子であるうしおはさぞすごい法力僧になれるだろうと皆が期待し歓迎した。

そしてその期待通りうしおはすぐに法力を扱えるようになった。
最初こそはジエメイやギリョウの魂があったため少し苦労はしたが
仕方さえわかればそこまで苦労はしない。

そして今では少しの法力で強力な結界を張れるようになった。
とらや一鬼などの力のある妖で無い限りそこいらに居る妖ではまず破れないであろう。

そしてしばらく待つと父が横に見慣れぬ男を連れてこちらへ向かってくる。年格好は約18歳くらいの華奢と言うには太く
がたいが良いかといえばそうでもない。普通に何処にでもいる人と同じくらいだ。
顔はどちらかといえば女子が喜びそうな顔だった。

「うしお、この方がお前と一緒に旅をしてくれる、堯橋 和巳くんだ」

「よろしくね」

「あ、こちらこそよろしく!」

つられてうしおも挨拶をする。

「よろしくお願いしますだろーが!!」

頭にげんこつを落とされた。

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今回はここまでです。普段使わない頭使って文書くだけでもあれなのに
法力僧うんたらかんたら考えてて頭が沸騰しそうになった。だめだこいつ早く何とかしないt(ry
まだ腐要素はでない。そしてこれ書いてて長くなりそうな気がしてきた。
頑張りたいな。もう妄想は出来上がってるけど形にするのが大変だろな。
でも楽しみながら書こう。そうしよう。気が乗れば書く形で(誰に言ってんの?)