無重力の海で

日記とか絵の制作過程とか好きな歌詞を乗せたり好きな動画紹介したりするだけのブログ。

第一章 新しい旅の始まり (2)

「これより、お前達二人に旅に出てもらうことになるのは聞いていたな?」

「うん、それは聞いてた。」

「はい、俺も聞いてました。」

二人がそろって頷き返事をした。

「だが、その理由を言ってはいなかったな。お前達は各地にいる法力僧達の寺に法具を持っていって欲しいのだ。時間は特には決まってはおらん。ゆっくり行って来るもよし、急いで行って来るもよし。お前達の好きにするが良い。」

紫暮の言葉を聞きうしおは首を傾げ和巳が聞いた。

「あの・・・、紫暮様。ただ法具を持っていくだけでいいのですか?
そこら辺にいる妖を退治したりしなくてもいいんですか?」

「和巳、お前は本当に自分だけで退治できると思っているのか?
自らの力に自惚れるのも大概にしろ。お前は力ばかりを求めすぎだ。
心を強くするのだ。心を閉ざして力ばかりあろうともそれを強さとは言えぬ。」

紫暮の言葉にむっと来たが正論なので言い返そうにも言い返せない。
それにうしおが口を開いた。

「オヤジ、いくらなんでもその言い方はひどくねーか?
こいつはただ、困ってるやつを助けるために言ってんだろ?なぁ?」

「えぇ。俺は妖のせいで困っている方を助けたいだけなんです。」

「ほら、だってよオヤジ。」

「はぁ・・・」

うしおが言った一言のせいで妖を退治して良いという許可を出さざるを得なくなった。
ただし条件に自らと他の者が本当に危機にある場合のみとつけたが。

そしてその日のうちに出発することとなったうしおと和巳。
法具と財布と着替え、あと主に法力僧たちがいる場所が書かれている地図を持って旅路へと着いた。
そして最初の目的地となる場所は遠野。うしおは少しわくわくしていた。
目的の場所で懐かしい者達に出会える事を祈りながら―

----------------------------------------
ちょっと早くも飽きてきt(おい
これからの話に遠野の妖たち早くも登場予告ww
だって好きなんだもん。あの子達。(子達ゆーな)
もうすこしくらい頭使うとかなぁ・・・。
でもこれからうしおをピーーーーーッしたりバキューーーーーンッしたりしたいからがんばりますよ。ええ。
こんなつまらないであろう話をこれからも書くでしょうがどうか気が向いたら暇つぶしにでも読んでやってくださいねー。では( ・ω・)ノ゙