無重力の海で

日記とか絵の制作過程とか好きな歌詞を乗せたり好きな動画紹介したりするだけのブログ。

偶然なんかじゃなく、必然の (1)



しょっぱなからうしおが死に掛けですよ。
設定は獣の槍が砕けてもうなくなって数年たった時に
とらが帰ってきてて、でもとらが留守の間に殺されかけて
血の量がもう致死量だったから死ぬって言う、ごめんなさい
書いてる方まで頭痛くなってきた。とりあえずそんなかんじです。
いい方は下へドゾー ドゴッ ミ☆)3´)<ぐはぁっ)












ずるり、と壁に寄りかかっていた体が下に落ちて行く。

「・・・やっぱ・・・無理か・・・」

そうぽつりと呟きこちらを見つめてくる。
うしお・・・おい、カッテにくたばってんじゃねぇぞ・・・

「なぁとらぁ・・・俺の最後の我侭、聞いてくれるよなぁ・・・とら」

最後なんて、言うんじゃねぇ。わしはまだ生きろといったんだぞ
ちゃんとヒトの話を聞けってお前いつもいってただろが・・・。

「ははっ・・・とらはヒトじゃなくて妖怪だろ・・・。
それより・・・俺が生きてる内に・・・意識がある内に・・・」

それ以上いうな。本能的にうしおの口元を手で覆う。
だがそんなことをしても言ってる事が分かる。

おれをくってくれよ、とら

冗談じゃねぇ。そんな事誰がするかよ。
テメェ何のためにあんな必死こいて白面の奴を倒したんだよ。
母親や友達とやらと楽しく過ごすために
あんなに頑張ったんだろがよ・・・。
ならまだ死ぬ時じゃねぇだろ。まだ生きてろよ・・・

「・・なんだよ、とら。俺に死んで欲しくないのかよ・・・
前はあんなに俺をくっちゃる!・・なーんて言ってたくせによ。」

笑いながらうしおが言う
前とはもう、違うじゃねぇかよ。
お前と会ったときとはまったく違う。
今は、もう・・・イノチの意味が、分かる・・・。
だから、なぁうしお。

「今ならお前に食われてやれるぜ、とら・・・」

そんなこと・・言うな・・・食う気なんて起きねぇよ・・・
お前の体だけ貰ってもうれしかねぇや。生きていつもみたいに笑っていろ。
お前が死なないでわしの側にずっといればいいだろ。
それだけでわしの腹は膨れてくる。
      人間にずっとなんて、無いけれど
それでも、お前が生きている間だけでも なあ。

「いいだろ、とら。無理だからお前にこうやっていってるんだろーがよ。
なぁとら頼むよ、最後くらいちゃんと聞いてくれよ・・・」

やだね、おめーの頼みなんざ誰が聞くか。
そんなことなど気にせずうしおが言う。

「とら。今から言うことをよーく聞いて覚えとけよ・・・
俺は今からお前に食われてやる。だから骨なんざ残らない。
魂もお前にくれてやるよ。だけど、だけどな・・・・・・、」

だけど、なんだよ

「・・・もし、もしお前が、俺が居なくて寂しいっつってメソメソ泣いてたりしたらなぁ
そんときゃぁ周りの皆が気色悪いって思うだろうから」

うっせぇ、バケモンが泣くかよ。あと気色悪いは余計だっ

「そのときは、 帰ってきてやるよ。ただしバケモンになってな」

   もし、その言葉通りになったら どれだけいいだろうか
 そんなことをしたら うしおは 悲しむのだろうか?
 友人や家族が死んで逝く中 一人取り残されて 
そんなこちらの考えを知らずうしおが最後の言葉を残す―

「じゃあな、とら  出来ればもう二度とお前とは会いたくねぇよ」

そんないつも通りのはずの言葉を最後にうしおは眠るように息の根を止めた
ただ耳に残るのはその後の声にならない声で告げられたおやすみの言葉だけ 



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はい、普段から使ってない頭をフル回転させてもこの結果。
なんて残念クオリティ。だけど気にしない。
ストーリーを妄想したり考えたりするのは簡単だけれど書いたりとか描いたりするのは難しい。
という例えとして私があげられます。 とらうし大好きっ!
大好きとかいいつつ今回うしおしんでるーっつーね。でも!これにはなんと!
つづきがあるんです!!!タイトルの1ってとこ見て分かるとーり!
(うっわどうでもいい。)
絶対自分なりのハッピーエンドへ導いてみせるっ!
というわけで、できれば次回もみてやってくださいねー。
すぐ上げるか明日になるかそれより先になるか分からないですけども。